CHIVAS REGAL FAQ

シーバスリーガルは、数々の賞を受賞しているウイスキーであり、それなりの理由があります。一口飲むごとに、シルクのようにまろやかで、世界的に有名なスペイサイドモルトのフレーバーが広がりますが、各ブレンドには独特の味わいと香りがあります。シーバスリーガルシリーズをより深く理解するために、コレクションすべてのテイスティングノートをご覧いただくことをお勧めします。

シーバスリーガルは最低でも12年間熟成させることで、一口一口が確実にまろやかになるようにしています。オーク材カスクの木材がアルコール由来のきつい風味を分解し、時間と共によりまろやかな味わいになっていきます。しかし、瓶詰めされると、熟成のプロセスは停止します。

蒸留酒は常温で保存可能であり、シーバスリーガルには賞味期限はありません。未開封のボトルを製造時と同じ状態に保つには、強い臭いのあるところを避け、涼しく換気の良い中程度の湿度の環境で、立てて保管することをおすすめします。

シーバスリーガルのボトルが偽物であると思われる場合は、ボトルの写真、表と裏のラベルのクローズアップ画像をお送りください。また、お名前、郵便住所、国、電話番号、ボトルのLOT番号（ボトルの日付と時間の横にあるマーク、例：LKD 1234 2010/12/12 14:14）、および購入場所をcontactus@chivas.comまでお知らせいただければ、こちらでお調べいたします。

シーバスリーガルは、スペイサイドの美しいストラスアイラ蒸留所で製造されており、スコットランド・ハイランド地方で最も古い現役蒸留所です。その歴史は1786年までさかのぼり、シーバス兄弟が最初に所有した蒸留所です。

この名前は1800年台初期に生誕したシーバス兄弟、ジェームズとジョン・シーバスに由来しています。高級品や酒類を販売する彼らの最初のビジネスは、1843年に王室御用達となり、ビクトリア女王自身への商品提供を担うことになりました。シーバスリーガルという名前は、1909年に25年物ウイスキーを発売したときに初めて使われ、世界初の高級ウイスキーとなりました。

シーバスリーガルでは、ストラスクライドやロングモーンなど、スコットランドの主要な蒸留所のシングルモルトとグレーンウイスキーをブレンドして使用していますが、シーバスリーガルのブレンドの中心に位置するのは、ストラスアイラで生産されるシングルモルトです。絵のように美しい蒸留所は、スコットランド・ハイランド地方で最も古い現役の蒸留所で、スペイサイド地方にあります。

はい、シーバスリーガルはグルテンを含んでいませんので、セリアック病の方にも全く問題ありません。アルコールは穀物を使って作られますが、グルテンタンパク質は蒸留工程を通過しません。ウイスキーの全成分リストはこちらでご覧いただけます。

ストレートで飲む場合、シーバスリーガルには糖分は含まれていません。また、炭水化物や脂肪も含まれていません。

シーバスリーガルはブレンデッドウイスキーです。つまり、さまざまな蒸留所の高品質なシングルモルトウイスキーとグレーンウイスキーから造られています。当社のブレンダーは、これらのモルトウイスキーとグレーンウイスキーに関する専門的な知識を駆使して、それぞれのウイスキーの最高の要素を引き出すように組み合わせ、最もまろやかなブレンドを実現しています。

シーバスリーガル 12年は、応用範囲の広いウイスキーで、さまざまなミキサーと相性がよいですが、ストレート、ロック、水割りなどでもお楽しみいただけます。また、次のレベルとして、シーバスリーガル 12年を使ったウイスキーカクテルをお試しください。

ウイスキー愛好家は、シーバスリーガルをストレートやロック、少量の水割りで飲むことが多いですが、カクテルにすると、シーバスリーガルを別の次元で楽しむことができます。ウイスキーをソーダ水で割るクラシックなウイスキーハイボールもよいですし、ジンジャーエール、コーラ、ジュースなど、ミキサーとして使えるものも無限にあります。美味しいウイスキーカクテルのレシピはこちらでご紹介しています。

シーバスリーガルは、世界で最も高く評価されているスコッチウイスキーブランドのひとつであるChivas Brothers社の製品です。Chivas Brothersは、フランスの飲料会社Pernod Ricardによって所有されています。

お持ちのシーバスリーガルウイスキーの年代を調べるお手伝いをいたします。ボトルの写真、ボトルの表と裏のラベルのクローズアップ画像、ボトルの底や包装箱（お持ちの場合）の写真をcontactus@chivasregal.comまでお送りいただければ、当社のアーカイブチームがボトルの年代をお調べします。

ボトルの査定は行っておりません。お近くのオークションハウスや専門の鑑定士にご確認ください。蒸留酒の査定やオークションを定期的に行っている会社には、mctears.co.ukまたはbonhams.comがあります。

私たちは価格や販売店についてはアドバイスしていません。オンラインで検索して、お近くのChivasの取扱店をご確認ください。

使用された日本酒カスク樽フィニッシュのウィスキーにホップフレーバーが少量加えられているため、Scotch Whisky Associationのガイドラインに従い、シーバスリーガル 匠リザーブはスコッチウイスキーとして分類されません（※注：日本においては「ウイスキー」とは分類されます。一方で英国での扱いと同様に、「スコッチウイスキー」には分類されません。）

「シーバスリーガル 匠リザーブ12年」は、革新的なシーバスリーガルの新製品であり、「酒カスク」、すなわち日本酒を熟成させたオーク樽で原酒の一部をフィニッシュしています。スコッチウイスキーの製造には非常に厳しい規則があり、その規則において「酒カスク」は熟成容器として許可をされていません。その結果、私たちの製品は「ブレンデッド・スコッチ・ウイスキー」とは呼べず、代わりに「スピリット・ドリンク」としてラベルに明記されています。また、その他の規制要件を満たすために、製品に微量の香料を加えることが義務付けられました。そのため、「シーバスリーガル 匠リザーブ12年」にはごくわずかに天然のホップ香料が加えられていますが、その風味の影響を感じ取ることは、経験を積んだ方の味覚を以てしても非常に難しいといえます。

「シーバスリーガル 匠リザーブ12年」はイギリス国内において「スピリット・ドリンク」として分類されていますが、シーバスリーガルファンには、すべてのブレンドに共通する私たちの象徴的な味が、匠リザーブにも感じて頂けることと信じています。これらの規則が消費者の皆様の間で少し混乱を生じさせてしまうかもしれませんが、日本ならではの要素と伝統との融合を楽しんで頂けることを願っています。

なお、日本において匠リザーブは日本の酒税法に基づき「ウイスキー」として定義されています。

シーバスリーガルならではのスムースさはそのままに、日本酒に由来する新鮮でジューシーな洋ナシなど繊細な果実の影響が感じられる素晴らしいバランスに仕上がっています。